断熱用建具
夏は40度近くあがり、冬は5度を下回る気温の埼玉県。ここ数年でも、日本の気候は大きく変化しています。私たちは断熱用建具をを用いて「住まいの暑さ寒さを減らした、快適で健やかな暮らし」を叶えるお手伝いをいたします。
そもそも「熱」は、必ず温かい方から冷たい方へ移動するという性質を持っています。
これまで日本は住まいの断熱性能を重視していませんでした。
そのため夏や冬は外部の影響を特に受けやすい家屋が多いです。
断熱ってなに?
「断熱」すると、住まいの温熱環境が整います。
工事は、基本的に6面(窓・床・天井・壁など)にやればやるだけ効果があります。
とはいえ、家全体に工事をするには莫大なコストがかかるもの。
そこで私たちは、まず熱の出入りが一番多い窓への断熱をご提案します。
夏は外の熱さを防いで屋内の冷気を保ち、冬は外の寒さを防いで屋内の熱を逃げにくくする「木製内窓の断熱建具」をオーダーメイドで製作いたします。
縦長の上げ下げ窓に木製内窓をはめ込み(透明)
出窓に引き違いタイプの木製内窓を製作(透明)
〒362-0001 埼玉県上尾市上643-4
営業時間:9:00〜17:00
定休日:日曜日・お盆・年末年始
©️ 有限会社ハカマダ建具
脱衣所
台所
寒さ・暑さを感じやすい場所
お手洗い
内窓を取り付ける
既存の窓の内側に、木製で枠を取り付け、その中に木製内窓を納めます。樹脂板を二重構造にした内窓は「動かない空気の層」で熱の出入りを防ぎます。このため窓回りから起こる、住まいの中の寒暖差が和らぎます。
建具屋で作るメリット3つ
アルミなど鋼製に比べて木は熱が伝わりにくく、外気を取り込みにくい素材です。
住まいの断熱改修に使う素材として、断熱材と共に適しています。
1
木は熱が伝わりにくい
真夏・真冬とも家の中で快適に動きやすい
冷暖房に使うエネルギーを減らせる
結露と寒暖差が減って、健康に暮らせる
断熱をすると、部屋を暖める(または冷やす)ためのエネルギーを減らすことができ、結露と寒暖差が減ることから、健康に繋がります。
住まい全体の断熱を考えるキッカケに、まずは内窓を取り付けて温度の変化を体感してみてください。
ひと部屋からお試しいただけます。
断熱建具の効果
計測条件
建物構造:木造戸建(築20年以上)
計測部屋:1階の洋間14畳、8畳
温度設定:石油ファンヒーター18度設定
測定機器:放射温度計(FLUKE59MAX)
下のグラフは、弊社木製内窓と太鼓張り障子をそれぞれ取り付けた時の計測結果です。暖房OFFから1時間後も、アルミ窓枠との温度差が5度~8度あり、断熱建具による保温効果があることがわかります。
まずはお客様宅へ伺う日程を調整させてください。現地ではご希望をお聞きしながら状況を確認し、採寸いたします。
1.現地調査・採寸
ご希望と現場の状況を元に、お見積りを作成しご提案いたします。
2.見積もり・ご提案
仕様を決めて図面を作成し、建具の製作に入ります。
3.仕様設計・建具製作
建具ができあがりましたら、日時を調整させてください。お客様宅へ取り付け工事に伺います。
4.取付工事
使いづらさ等ございましたら、その都度お声がけください。アフターフォローに伺います。
5.アフターフォロー
ご注文の流れ
最近では、 窓回りの断熱化としてハニカムスクリーンや樹脂製内窓などの商品が増えてきました。適材適所を踏まえて、これら既製品との上手な組み合わせ方についてもご提案いたします。
日本で昔からよく使われていた、アルミ製の窓枠にガラス板1枚の窓。世界と比べて断熱性能が低いため、窓回りから熱がたくさん出入りします。そして部屋ごとに空調を使う文化です。
このため冬は、居間を暖房でよく暖めていても、以下の部屋は寒い。逆に夏は、居間は冷房でよく冷えていても、以下の部屋は暑い。同じ住まいの中なのに、寒暖差を強く感じます。
断熱建具の施工
エネルギーの使い方や断熱の考え方について、より詳しく知りたい方は「エネルギーまちづくり社」のページをご覧ください。
私たちは地域に向けて、窓の断熱改修を実践するワークショップも開催しています。また、断熱建具を取り入れると、どれくらいの効果があるのかも一緒に測定・検証しています。より詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
断熱を考える
枠の木材、はめ込む樹脂板などを、設置する場所や使い方に合わせてお選びいただけます。
2
素材をえらべる
木材は柔軟で加工しやすい素材です。お住まいの間取りに合わせて、様々なオーダーメイドが可能です。